「人生」「人生にさ、いいことも悪いこともあります。生きていれば、人に誤解されることもありますし、どうして自分だけが病気になったんだろうか、自分の家が倒産したんだろうとか思うこともあるでしょう。その悲しみや恨みをしっかり味わってこそ、人生は濃厚になるのだと思います」(曽野綾子著「老いの才覚」)