「雪漫々」「雪漫々は大地なり。大地は雪漫々なり。雪漫々にあらざれば、尽界に大地あらざるなり」(道元禅師「正法眼蔵」)雪があってこそ大地が成り立ちます。雪は「浄」も「穢」も包み込んで清浄な世界を現出します。厳しさゆえに優しさを感じることができるのも雪の有り難さです。