
メジャーリーグで活躍するイチロー選手は、デッドボールを受けても怒った顔を見せないそうです。投手を睨み付けたり、痛そうな顔も見せずに、淡々と一塁へ走っていきます。
これはピッチャーにとってどういう意味があるのでしょうか。
ムッとした顔をされたり、挑発的な態度をされると、ピッチャーはそれだけ自分がボールをぶつけたことの贖罪をしてしまうということ。
イチロー選手がただ黙々と一塁へと向かっていくのを見るのは、ボールをぶつけたピッチャーとして辛いものがあるようです。
怒りを投げかければ怒りが、温かさを投げかければ温かさが返ってきます。自分もまわりも、嬉しい、楽しい、幸せと感じるものを投げかけてみてはどうでしょう。
「投げかけたもの」は、あなたに返ってくる(小林正観先生)
人を責めるのではなく、自分がどう生きるかが大事なことです。