「後世への最大遺物」

「われわれが命を託したこの美しい地球、この美しい国、これに何か記念物を遺して逝きたい。では、われわれが後世に遺せる最大の遺物は何か。それは勇ましい高尚なる生涯である。この世の中が希望の世の中であるという考えをわれわれの生涯に実行して、その生涯を世の中への贈物としてこの世を去ろうということである」(内村鑑三「後世への最大遺物」)
私たちの生き方生きざまそのものが、後世への遺産になります。困難にあっても失望せずに志を持って生き抜いた生涯が後世へ贈り物になるでしょう。艱難汝を玉にす。