ランボー『地獄の季節』 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
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「秋だ。俺たちの舟は、動かぬ霧の中を、纜を解いて、悲惨の港を目指し、焔と泥のしみついた空を負う巨きな街を目指して、舳先をまわす」 (『別れ』小林秀雄訳)

No Pain,No Gain.
安全な港ではなくて、悲惨の港を目指す。苦労は顰蹙をかってもせよ!痛みのないところに前進なし(見城徹『編集者という病』)

アルチュール・ランボー:Arthur Rimbaud
フランスが生んだ天才詩人だ。1870年前後、普仏戦争とパリ・コミューンで揺れるフランスに彗星のように現れ、短い青春を燃え尽きるようにして生きた。ランボーの詩は、彼の生き方そのものを反映している。それは19世紀から20世紀にかけての、あらゆる詩人たちに強烈なインパクトを及ぼし続けた。