

「不幸の種は蒔かない」(三遊亭円丈)
『ザ・前座修業』(稲田和浩・守田梢路著、NHK出版生活人新書)より。
落語家・三遊亭円丈は「不幸の種は蒔かない」を人生のモットーにしているとか。落語家にとっての大きな“不幸の種”のひとつは「破門」だと、彼は言います。気が短く、犬も驚いて逃げ出すほどの大声で弟子を怒鳴りつける円丈ですが、「破門」という言葉だけはけっして口にしません。サラリーマンの世界でも同じこと。「クビ」という言葉を安易に口にしたり、「クビ」をチラつかせて部下を抑えつけようとするのは、経営者や上司として最低です。自分が蒔いた“不幸の種”は、やがて大きく育って自分のクビを絞めてくるでしょう(おとなのマガジン)
3代目三遊亭 円丈(さんゆうてい えんじょう、1944年12月10日 - )は落語協会所属の落語家、同協会監事。本名は大角 弘(おおすみ ひろし)。愛知県名古屋市瑞穂区出身。東京都足立区六町在住。明治大学文学部演劇学科中退。出囃子は『官女』。定紋は『三ツ組橘』だが、新作の時にはローリング・ストーンズのベロマーク(タンロゴ)など、様々なワッペンを着物に貼って高座に上がることが多い【Wikipedia】
彼は彼らに答えた,「良い種をまく者は人の子だ。
He answered them, “He who sows the good seed is the Son of Man, - 電網聖書『マタイによる福音書 13:37』