

新幹線で盛岡にふらっときました。駅に着いてプラットフォームの冷房の効いた待合室で日本経済新聞「春秋」を読んでぴったりと今の自分の心境と当てはまってます。
「人まじわりすると血がにじみますから、未明の水を眺めてしばらくすごしたいと思っています」(井伏鱒二に宛てた開高健の手紙)
今日は誕生日ですが、人の交わりがうざく感じて新幹線に飛び乗りました。山菜採りや釣りなど趣味がないので、ぼんやりとしたいなあと思ってます。実際はあれやこれやと沈思黙考してますが…。
誕生月の8月もあと一週間。夏の終わりを盛岡に感じにきました。秋色に染まる前に…。
「雲」
くものある日
くもは
かなしい
くものない日
そらは
さびしい
(八木重吉)