

青森県立美術館で開催中の特別展「種差よみがえれ浜の記憶」に30日から、日本画家東山魁夷が種差海岸をモチーフに描いた「道」の本作(1950年、東京国立近代美術館収蔵)が登場します。展示は最終日の9月1日まで。「道」は魁夷が40年に種差海岸を訪れたときのスケッチを基に描かれた代表作。画家としてその後の方向性を見いだす転機になったといわれてます(県立美術館ホームページより)。
先日見たのはレプリカでした。ぜひ本物を見たいということでまた来館しました。何度も何度も書き直してようやく完成しました。
道 程
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
(高村光太郎)