特別展「寺山修司没後30年」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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「もしかしたら、私は憎むほど故郷を愛していたのかもしれない」(歌集「田園に死す」)

「職業は寺山修司」と自ら語ったように、寺山さん(1935―1983年)は歌人・小説家・演出、家・映画監督などとマルチな活動を続け、死後も若い人たちに大きな影響を与えてきました…。
青森県近代文学館では没後30年にあたり、寺山修司さんと故郷青森の関わりを中心に、寺山修司さんの文学活動と業績を紹介します。

生前、寺山さんは奇才・異端者・扇動者などと呼ばれ、本流とはみなされなかったようです。時代が混沌として揺れれば揺れるほど、テラヤマワールドは続きます。

<マッチ擦るつかのまの海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや>

カレーライス大好き人間だった寺山さんの歌はいまも鮮烈に時代を映し出しております。

百年たったら
帰っておいで
百年たてば
その意味がわかる