「ブルー・オーシャン戦略」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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日本経済新聞の慶応大学ビジネススクール清水勝彦先生「経営書を読む」を読んで共感しました。

「ブルー・オーシャン」戦略が必要な企業ほど古い市場の考え方、これまでのやり方に凝り固まっており、せっかくのいいアイデアを生かせないことが多いのです。最も大切なのは「資源の少なさや抵抗を言い訳にしないこと」です。組織改革にしても新しい戦略の実行にしても、抵抗があるのは当たり前。できない言い訳にしてはなおさらだめです。キム教授らは4つのハ-ドルがあるといいます。
①意識のハ-ドル
②経営資源のハ-ドル
③士気のハ-ドル
④政治的なハ-ドル
4つのハ-ドルを乗り越えるのが「ティッピング・ポイント・リーダーシップ」です。「どのような組織でも、一定数を超える人(一般に2割などといわれます)が信念を抱き、熱意を傾ければ、そのアイデアは流行になって広がっていく」のを認識し、「拡散でなく集中」を考えるリーダーのことです。
根本にあるのは、細部を見逃さないことと、抵抗を恐れないことです。そして、抵抗とは、リーダーの本気度を試すリトマス試験紙の別名であることも忘れてはなりません。

英: blue ocean strategy

INSEAD(欧州経営大学院)教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュが著したビジネス書、およびその中で述べられている経営戦略論。日本語版はランダムハウス講談社から2005年に刊行されている。
概念
競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、顧客にとってあまり重要ではない機能を「減らす」「取り除く」ことによって、企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。
従来からよく知られているマイケル・ポーターの競争戦略が、「事業が成功するためには低価格戦略か差別化(高付加価値)戦略のいずれかを選択する必要がある」としているのに対し、ブルー・オーシャン戦略では、低コストと顧客にとっての高付加価値は両立し得ると主張している【Wikipedia】