「無常観」いろはにほへと ちりぬるをわかよたれそ つねならむうゐのおくやま けふこえてあさきゆめみし ゑひもせす色は匂へど 散りぬるを我が世誰ぞ 常ならん有為の奥山 けふ越えて浅き夢見じ 酔ひもせず露の世は露の世ながらさりながら (小林一茶)56歳になって初めて授かった長女を亡くした時の句だそうです。私がこの業界に入ったばかりに知った一茶さんの句です。やるせない悲しみ、無常観、など心情がにじみ出ております。 撫子はなぜ折れたぞよ折れたぞよ (小林一茶)