【三界無安】 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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火宅の人…今の自分の置かれている状況を示している説法があります。

「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」【「法華経」譬喩品(ひゆぼん)】

現世は苦痛に満ちていて、少しも安心ができないということ。

「火宅」とは、仏教説話の用語で、「燃え盛る家のように危うさと苦悩に包まれつつも、少しも気づかずに遊びにのめりこんでいる状態」を指す。

家宅の人が火宅の人ならないように、方便を必要としているような気がします。