「無常迅速」明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは(親鸞)これは親鸞聖人の幼少期、9歳で出家得度して比叡山に入山されるとき、桜が満開の季節に青蓮院というお寺で得度を受けることになり、遅く寺に着いたので、得度式は明日にしようとなったときに読んだ歌といわれています。朝に紅顔ありて夕べに白骨となる我が身も仇桜と同じ諸行無常の身で無常の風に晒されております。三日見ぬ間の桜かな