「夢と欲望」「夢」と「欲望」が道ですれ違った「夢」が「欲望」に向かって言った「お前はいつも醜い格好で少しは俺を見習えよ」それでも「欲望」は振り向きもせず歩いていくさらに大きな声で「夢」が叫ぶ「お-い 聞こえているのか!」「欲望」は振り向きもせず「夢」の問いに答えた「お前こそ自分をなにもわかっていない。いつも虹のような上辺ばかりの話で人を惑わせ消えてなくなるのを俺は知っている」(アントニオ猪木「猪木詩集」)