「あざみの歌」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

motoの徒然なるままに…Ⅱ

日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました


山には山の 憂いあり
海には海の かなしみや
ましてこころの 花園に
咲きしあざみの花ならば
(横井弘「あざみの歌」)

あざみは、ギリシャ神話では、ヘルメスとニンフの間に生まれた美しい羊飼いの話で登場します。この羊飼い、凄くもててるのに誰かを愛する事がありませんでした。それを見たアフロディテは、彼の所に美しいニンフの少女を送りました。でも一時はお気に入りだったんですが、しばらくすると、ぽいっと彼女を捨てちゃいました。それに怒ったアフロディテは、羊飼いを盲目にして、羊飼いはショックのあまり河に身を投げて死んでしまいました。そんな彼の死を悲しむ人は大勢いたようで、あざみの花はその時にできたものとされています。ちなみに、あざみの花についている棘は、その羊飼いの悲しみを表しているとの事です。(なるほどザあざみ!)