画家ポール・ゴーギャン誕生 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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今日は画家ポール・ゴーギャンの誕生日です。
一度、国立新美術館で実物作品を鑑賞したことがあります。土色のト-ンはゴ-ギャンさんの心象風景なんでしょうね。

『黄色いキリストのある自画像』(1889)を見ていても、独特で孤立感が漂ってきます。
「馬鹿なことをできなくなった若者は既に老人である」――手稿より(1892-93頃)

タヒチに戻っては来たものの、相変わらずの貧困と病苦に加え、妻との文通も途絶えたゴーギャンさんは希望を失い、死を決意しました。こうして1897年、貧困と絶望のなかで、遺書代わりに畢生の大作『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を仕上げました。しかし自殺は未遂に終わります。

ゴ-ギャンさんの作品には、何かやりきれなさを感じさせます。

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