革命家チェ・ゲバラ | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
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「もし我々が救い難い理想主義者だと言われるならば、何千回でも答えよう。その通りだ」


「革命か、死か」という激烈な思想で知られるチェ・ゲバラ。60年安保の世代には神様のような存在であり、その後の世代にとっても“義のために命をなげうった”彼の生き方は、その崇高な精神とともに称え続けられています。農民からは物を奪わず、敵兵であっても捕虜には治療を施し、英雄として政権の座に就いたのちも、労働者とともに現場で汗を流したとか。この言葉は、社会主義革命に燃える意義を問われて、自らの固い信念を語ったもの。安易な開き直りでなく、自己陶酔でもなく、強い信念に基づいた揺るぎない正義が貫かれているところに、熱き血潮の高鳴りが読み取れます。

人間50の坂を超えると、何事につけ諦めが先立つもの。やれ億劫だ、面倒くさい、世の中は成るようにしか成らないと、「長いものに巻かれる」日常に安住しがちです。しかし、若かりしころは誰しも、社会の欺瞞や不正に対する正義感や、夢を追い求める情熱をそれなりに抱いていたはず。老い先を考えて「このまましぼんでいくのか……」と思ったときこそ、チェ・ゲバラの言葉を思い出し、熱き血潮をたぎらせましょう!ヨイヨイになってもこう叫ぶために。「もし俺が救い難い頑固爺と言われるならば、何千回でも答えよう。その通りだ、と」。ま、ほぼ開き直りですが。
(au大人のStyle監修・石原壮一郎)

Kings have long arms and have eyes and ears.If you can't beat 'em, join 'em.(王には長い腕があり、目も耳もある。倒せないなら、それに加わればいい)

小が大を打つ!業界のゲバラと言われるように正義のために戦います。

士やも空しかるべき万代に語り続ぐべき名は立てずして
(をのこやも むなしかるべき よろづよに かたりつぐべき なはたてずして)【万葉集・山上憶良】


No joy without alloy.
(苦悩なくして喜びなし)