
「努力するひとは希望を語り、怠けるひとは不満を語る」
(井上靖エッセイ集『わが一期一会』)
自伝的作品から大河小説まで、40年以上にわたって精力的な執筆活動を続けた井上靖は、70代になっても酒豪と呼ばれたほどの壮健な人でした。だからこそ「怠けるひとは不満を語る」と書くほどの努力が継続できた一面もありそうですが、そこまで丈夫ではなかったとしても、人生に「希望」を語れるような、何事にも前向きな姿勢は見習いたいもの。
その文豪は、もっとも多感な幼少期、曽祖父のお妾さんであった“戸籍上の祖母”に育てられました。人知れぬ苦労を味わったからこそ、努力や希望の大切さを強く噛みしめたのかもしれません。(au大人のStyle「日々是名言」)
The way I see it, if you want the rainbow,you gotta put up with the rain.
- Dolly Partin -
私の見方からすると、虹が欲しけりゃ、雨は我慢しなきゃいけないわね。
(ドリー・パートン カントリーシンガー)