

「人間交差点」に引き続き一気に読みました。弘兼憲史ワールドは、すごすぎ!下手な映画、くさい恋愛小説より、なまら胸に迫ってきます。
「星を追いかけて」のラストシーン、表題作「輝ける晩星」の看護士の献身的な愛、「星楽のマドンナ」で見せた貸しボートの管理人の純情
…どの登場人物もみんな懸命に今を生きてます。
最高の人生は、最後にこそ光り輝く。
四十歳を越え
多くの大人達は、
死ぬまでに
もう一度、
燃えるような
恋をしてみたいと考える。
それはあたかも
黄昏の空に
飛び込んでくる
流星のように、
最後の輝きになるかもしれない。
この熱い気持ちを
胸に秘めつつ、
落ち着かない日々を
送る大人達を
我々は…
黄昏流星群と
呼ぶ-
LIKE SHOOTING STARS IN THE TWILIGHT.