

日経流通新聞の「伊藤元重のニュースな見方」の「行動経済学の活用」で紹介されてました。
リチャード・セイラーとキャス・サンスティーンによる「実践行動経済学、行動、富、幸福への聡明な選択」(日経BP社)の中に、次のような興味深い事例が出ている。
オランダのスキポール空港で、男性の小便用の便器の真ん中にハエの模様を付けておいたという。すると多くの人はそのハエに向けて小便をするようになり、結果的に便器の外にこぼれる小便の量が80%ぐらい低下したという(本文のまま)。
漏れたオシッコの量をどうやって計測したか気になりますが、一見単純な仕掛けが人間の行動を変えるというのが、よくわかりました。ハエではなくて、違うマークで試してみたら、面白いと思いました。