


10月22日にオンエアした番組の再放送を見ました。数年前に岩手県二戸の天台寺の青空説法も思いだされて涙が溢れてきました。
「東日本大震災時、病に伏せていた瀬戸内寂聴さんは、東北の惨状に衝撃を受けるあまり、思わずベッドから立ち上がっていたと言います。番組では、9~10月に東北を訪れる瀬戸内寂聴さんの旅に同行し、各地で開く青空説法や、現地の人々との交流を取材。被災地の人に届けられる、そのユーモアあふれる温かいことばから、生きるヒントが見えてきます」
【NHK番組解説】。
【キーワード】
代受苦
定命
和顔施
無常
『しかし 失った心は返ってこない。本当に大切なものは 目に見えないもの。神・仏・亡くなった人の魂・みなさんの持ってる心。…そういうものが大切。』
『何を失っても。心を失わなければ 生きていけます。』
『亡くなった方は私たちの代わりに死んでくれたの。苦しみを代わって死んでくれた。“代受苦(だいじゅく)” それで今 私たちは生きている。』
『日本人、一人ひとり自分自身の心を揺るがせないで自身のしたいことをやることです。人間は一人で生きて一人で死ぬのですから。また、釈尊の教えで有名なものに、「犀の角のようにただ独り歩め」というものがあります。基本的な内容は、仲間を求めず、ただ独りだけで修行をするだけです』
『今がどん底。もう上がるしかない。絶望せずに今を大事に生きていくこと』