

念ずれば
花ひらく
苦しいとき、
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
(坂村真民
詩集『念ずれば花ひらく』より)
瀬戸内寂聴さんが、今回の東日本大震災で何か自分にできないかと自問自答している人に、ひたすら念じなさいとおっしゃってました。その気持ちは必ず相手に伝わりますと。「念」の文字は「今」と「心」からできてます。
玄関に子どもたちのズック靴を並べ、被災地の子どもたちのためにお祈りしました。