

最近はまってます。第3巻「スクープ」を読みました。原作・猪瀬直樹さん、作画は弘兼憲史さん。
深夜11時59分から始まる、たった11分間のニュース番組「ラストニュース」がスクープを連発!!
日野涌介プロデューサーと山口エリキャスターの仕事にかける姿勢と大人の関係がいいですね。
今回の巻で印象に残ったのは、オウム真理教の麻原彰晃をモデルにしたしあわせ教の教祖・倉品静山の生い立ちを描いたストーリーです。6話までありました。ラストの「懺悔」では涙が出てきました。
「人間には憎しみや欲望や妬みを捨て去ることが出来るのでしょうか」
「出来ません。だが、そういうちっぽけな存在であることに気づくことが大切なんです」
昨日見た映画「悪人」の内容を思い出しました。子どもの頃に受けた親に対するコンプレックスは、人間成長期に大きな影響を与えます。因果応報を感じました。