『最後のセレモニー』 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました


コンビニで見つけた本をドトールコーヒーで読んでます。文字が大きく読みやすいので一気に読み終えました。

メモリアルスタッフから見た、感動の実話集とサブタイがついてますが、さもありなんという印象でした。小生も何度かお会いしている北九州の大手互助会「サンレー」社長のペンネームである一条真也さんが編集したものです。業界では「宇宙葬」を仕掛けた人で有名であります。第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」のヒットにあやかって自らの葬祭スタッフが経験した事例感想をまとめた本であります。小生もこの業界に入り22年目になりますが、小さい幼いお子様や赤ちゃんの死ほど言葉にできない悲しみはありません。この本の中にもいくつもの事例が紹介されてましたが、涙腺が緩んでしまいます。
一条真也さんは最後に「死は最大の平等である」と述べておりますが、まさに人は誰もが「おくりびと」で、やがては「おくられびと」になります。みんなに「ありがとう」と言ってこの世から旅立っていくには、日頃から良い人間関係をつくっていくことが肝要です。今ある命有難し。