子どもの悲嘆の援助 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

motoの徒然なるままに…Ⅱ

日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました


「朝活」つまり朝みがきの時間に「悲嘆の心理」という本を読んで共感しております。

ディレグロフのケアのためのガイドラインには「子どもが小さい場合は、とくにできる限り抽象的な表現を避けることが重要である。死を旅や眠りなどと結びつけて説明すると、ときにいたずらに不安を増幅してしまうことになりかねない。子どもに対して死をできるだけリアルな形で見せることが重要であろう。葬式はじめさまざまな儀式に参加させ(死者に実際に接する機会を与え)、またお墓に連れて行くなどして、死者がもはや存在しないということを明確に伝えることが必要である。また、写真やアルバム他、死者の形見に子どもが自由に接することができるように配慮する。子どもは、そうした、自分にとって愛着のある身近なものを、必要なときに取り出しながら、漸次的に死を受容していくものと考えられる」と書かれております。
小生は大人として、業界人として、子どもたちに「デス・エデュケーション(死の教育)」を受ける機会を設けて欲しいと望んでおります。