
イギリスの心理学者、ジョン・ボールビーが「アタッチメントセオリー」を提唱しました。子供の発育過程において保護者による愛情がいかに大切かを研究したものです。子供が何か新しいことを覚えるためには保護者による「安全基地(Secure Base)」が必要で、それを与えてくれるものに対して「愛着(Attachment)」という感情を覚えることができるという研究成果です。これにより子供は他者を知り自己を確立すると言われてます。(茂木健一郎)
これは親子関係だけではなく、地域、会社、友人あらゆる人間関係にアタッチメントセオリーは当てはまる普遍的理論であります。「我諸子の先頭にあり」と硫黄島の戦いで部下を鼓舞した栗林忠道中将はまさに安全基地の役割を果たしておりました。人間には安全基地が必要です。「大丈夫!大丈夫!エブリシング・イズ・オールライト!」家庭にも、地域にも、会社にも、飲食店サービス業にも…それには「愛」が必要で不可欠です。必ず愛は勝つ!