「21世紀を拓く東北電力」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
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ちまちまと読み返していた本が今ゴールインしました。
1995年に東洋経済新報社から発行され、著者は渡辺行(つよし)です。日本の電力の品質は世界一であるという自負を持ちながら、東北電力が平成5年に「21世紀を拓く経営発展新構想」(ソシオエナジー21)を策定しました。明間輝行会長、八島俊章社長時代に自由化、規制緩和などの新しい時代への対応を明確にした行動指針であります。当時、八島社長は「経営理念は、わが社の一貫した経営の基本である゛地域繁栄の奉仕゛をかかげています。経営の基本姿勢は、お客さま原点の経営、進取創造の経営、人間尊重の経営の3つです。また、将来像達成に向けて事業活動については、電気、ガス、熱の事業分野からなる゛エネルギー・ネットワーク領域゛と、情報通信、都市地域開発分野の゛地域ネットワーク領域゛があります。積極的に事業展開、手応えを感じています」と述べております。政治も経済も社会も混乱している時代の中にあって、明るい街づくりに総力を結集してもらいたいと切に望みます。昭和26年5月1日に新生゛東北電力゛が誕生しました。その時の会長が吉田茂元首相の懐刀であった昭和最後の武士と言われた白州次郎でした。