「菜根譚」洪応明「菜根」は野菜の根で粗食を意味します。風、疎竹に来る、風過ぎて竹に声を留めず風がまばらに生えた竹林に当たると、竹の葉がさやさやと鳴る。しかし風が過ぎ去ると、竹には何事も無かったように音も無いという意味であります。徳の高い人の賢明な生き方であります。