ドキュメンタリー映画「靖国YASUKUNI」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

motoの徒然なるままに…Ⅱ

日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました


あおもり映画祭メインブログラムの話題の映画を1700円で松竹アムゼで鑑賞してきました。すごく混んでました。年代は団塊世代以降の方が多かったような気がします。補助パイプ椅子で後で見てました。刀匠の刈谷直治さんは、映画上映会を否定したそうですが、この方なしで、この映画は成り立たないのは理解できます。小泉元首相の靖国神社公式参拝シーンなどが入ってましたが、「あなたならどうしますか?」という問いかけをみんなで話し合うことが大事だと思います。忘れた頃に戦争はまた起きます。歴史は繰り返すと申しますが、この過ちは人間防げるはずですから。まずは一度は見てみましょう。8月15日の終戦記念日に靖国神社で何が起こっているか自分の目で確かめる前に。


小生も過去2回ほど、靖国神社へ足を運びました。そして、純粋に世界平和を祈ってきました。戦争歴史記念館「遊就館」にも行きました。一番大事なのはまずは「学ぶ」という姿勢でしょう。李監督は中国人としての靖国神社を通して、日本人の戦争に対する深層心理を捉えたと思います。この映画で「白」か「黒」か、あるいは「右」か「左」かという二者択一を迫るのではなくて、事実は事実として謙虚に見る必要があると思います。そうしたフィルターがかからない目がねで本日は鑑賞しました。

<内容概要>

http://www.yasukuni-movie.com/#


ふだんは静かな靖国神社だが、毎年8月15日になると様々な人々が集まってくる。大きな国旗を掲げ、英霊や天皇を称える者。旧日本軍の軍服に身を包み、ラッパの音に合わせて行進してくる一団。「天皇陛下万歳」を叫ぶ者、戦没者集会に現れる議員たち、歌われる「君が代」、そしてそれに抗議の意を唱える近隣諸国の若者…。「英霊」という名の姿形がないものをめぐって、称える者も反対する者も熱くなる。そんな「靖国」とは…。