
李明博大統領から公営企業改革の助言役に指名されたそうです。格差は改革が原因では泣くグローバリゼーションの波が激しくなったからだと説いてました。地方分権を進めるには国と地方の役割を明確にすることが必要であり自己責任が伴うもので、官僚は抵抗勢力であると述べてました。本当に分かりやすく解説してくれました。日本が世界に誇れるものは「環境」と「農業」の技術。もっと自信を持ちなさい。ドバイではスイカが10万円で売れたとか。
これから力を入れなくてはならないのは「文化観光」だとも。絶対に団塊世代がリタイヤして旅行需要が増えると確信してました。
夕張が破綻した原因は「絶対につぶれない」と思ったから。住民のチェックがあれば防げたとおっしゃてました。最後に教鞭をとる慶応大学の創始者・福澤諭吉が「1個人の独立なくして1国の独立はなし」を理念に「学問のススメ」を書き上げたことを紹介して、「規制緩和」や「改革プログラム」など、なんでも人や国のせいにする今の日本に警告を鳴らしてました。
なお、竹中平蔵氏の兄である竹中宣雄氏はミサワホームの社長であり、青森にも勤務していたそうです。
お土産でいただいた「闘う経済学」を今日から読み始めました。