啓蟄(けいちつ)暦の二十四節気のひとつで、雨水後15日に当たります。 “啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、 文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味です。いよいよ「桜前線」の北上ニュースも本格的になりますね。『啓蟄や蚯蚓の紅の透きとほる』(山口青邨)