「早春賦」🟦早春賦🟦春は名のみの 風の寒さや谷のうぐいす 歌は思えど時にあらずと 声もたてず時にあらずと 声もたてず氷融け去り 葦(あし)はつのぐむさては時ぞと 思うあやにく今日も昨日も 雪の空今日も昨日も 雪の空春と聞かねば 知らでありしを聞けばせかるる 胸の思いをいかにせよと この頃かいかにせよと この頃