
⬛️新聞配達の少年⬛️
毎朝、新聞配達をしている少年がいました。一人のおじさんが少年に会ったので「おはよう」と挨拶をしました。少年は笑顔で会釈を返しました。次の日もおじさんは挨拶をしましたが、少年は笑顔で会釈を返すだけでした。おじさんは配達所の所長に文句を言いに行きました。「あの子どもは人に挨拶もできないのか!」と怒りました。所長は素直に謝り言いました。「あの子は耳が聞こえずしゃべれないんですよ。学費も新聞の奨学金でやってましてね。家が助かってるとお母さんもよろこんでましてね。」翌日少年が新聞を配ると、おじさんが画用紙を持って待っていました。そこには[おはようモト君、いつもありがとう]と書いてありました。少年は涙をこらえながら何回も何回もお辞儀をしました🚲。