「緑の大地計画」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました


「みんなが泣いたり困っているのを見れば、誰だって『どうしたんですか』って言いたくなる。そういう人情に近いもんです。そこに住んでいる人たちと良い信頼関係があること。これが武器よりも一番大切なことだと思うんですよね」

「第31回 素美志塾」は、本社で「ペシャワールの会」の故・中村哲医師のアフガニスタンでの「緑の大地計画」の記録DVDを鑑賞しました💿

中村医師は1986年から医師がいないアフガニスタンの山岳部で医療支援の活動を始めました。当時や、多くの地域では今も汚れた水しか飲むことができないアフガニスタン人のために「薬よりきれいな水を」と、井戸掘りや灌漑用水路の建設の支援事業に取り組みました。中村医師が取り組んだ灌漑用水路建設のおかげで、アフガンの荒れ果てた大地に少しずつ緑が戻ってきたのです。その上で1万6500ヘクタールの土地に水を送り、およそ65万人分の食糧を確保することが可能となりました。「生きる条件を整えることこそ医師の務め」との信念を貫きました。2019年12月4日アフガニスタンの東部において、車で移動中に何者かに銃撃を受け右胸に一発被弾し逝去されました(73歳)。これからも中村哲医師の志を継いで、干上がった大地に用水路を造り、恵みの水で潤していきます。それこそが真の平和活動であると中村哲医師は確信します🌳