「癒しの時」🟧癒しの時🟧特効薬の効かない傷もゆっくりゆっくり時が癒し治めて行く。それが日にち薬だと教えてくれた人は今時間を服用しながら季節を捲る。誰かの言葉が、誰かの手が、薬となって希望を後押しする。寒風の中に灯る温もりは道標を掲げ薬効を上げて行く。傍らの小さな手が何かを伝えようと重なる