🟦 アサガオ 青 花言葉「儚い恋」🟦
見しをりのつゆ忘られぬ朝顔の
花の盛りは過ぎやしぬらむ
(昔拝見した貴女がどうしても忘れられません、
朝顔の花は盛りを過ぎてしまったのでしょうか)
源氏物語に登場する朝顔の君。彼女は源氏の求愛をうけ続けるも、彼と関係があったほかの女君の顛末を知るにつけ、彼の求愛になびくことなく、清い仲を貫いたとされています。
「何年も何年もあなたを待っていた」という源氏に対し「そんなこといって、また神様に怒られますよ」と源氏の執着をあっさりかわす朝顔。その頑なな態度ゆえん、源氏にとってこの恋は、忘れることない古き淡い恋物語となったようです📖。