「いのちをいただくあとがき」『いのちをいただく』のあとがきに、福岡県で助産婦をされている内田美智子さんはこう書かれています。「私たちは奪われた命の意味も考えず、毎日肉を食べています。自分で直接手を汚すこともなく、坂本さんのような方々の悲しみも苦しみも知らず、肉を食べています。『いただきます』『ごちそうさま』も言わずにご飯を食べることは、私たちには許されないことです。感謝しないで食べるなんて許されないことです。食べ残すなんてもってのほかです」