「時めき」🟩時めき🟩夏目漱石の『草枕』に「春の宵の一刻を千金と、さざめき暮らして」とあり、この「さざめく」は落ち着きのない様子をいう「ざわめく」ではなくて「時めく」であるといいます。さてこの「ときめく」には二つあるのをご存知でしょうか。一般的にいう、嬉しさや喜びで心が躍るのが「ときめく」。そしてよい機会に巡り会えて華やぐことを「時めく」と表します。