「鈍刀を磨く」⬛️鈍刀を磨く⬛️鈍刀をいくら磨いても 無駄なことだというが 何もそんなことばに 耳を借す必要はない せっせと磨くのだ 刀は光らないかもしれないが 磨く本人が変わってくる つまり刀がすまぬと言いながら 磨く本人を 光るものにしてくれるのだ そこが甚深微妙の世界だ だからせっせと磨くのだ