「若さ"とは(サムエル・ウルマン)」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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🟦“若さ"とは🟦(サムエル・ウルマン)

若さとは、人生の或る期間を言うのではなく、心のひとつの持ち方を言うのだ。

揺るがない意志、豊かな創造力、
抑えようのない情熱、
臆する心を斥ける果敢な勇気、安易さを拒む
飽くなき冒険心、そうした心の状態を言うのだ。

年輪を重ねただけでは人は老いない。
理想を見失った時初めて老いが訪れる。
歳月は皮膚にしわを刻むだけだが、情熱を失う時、精神がしぼんで行く。
思い煩い・疑惑・自信の喪失・恐怖や失望、
こんなものこそ心意気を萎えさせ、
精神を塵芥と朽ちさせる長い年月のようなものだ。

七十歳であろうと十六歳であろうと 人は誰でも持ち得るのだ。

何をか、

驚異への素朴な愛慕心、
夜空の星、そのきらめきにも似た
美しい出来事や思想に対する憧憬、
事態に直面した時の毅然とした挑戦、
未知に対する児童のような強い好奇心、
人生への興味と歓喜。

そうだ、
君は信念と共に若く、猜疑心と共に老いる。
君は自信と共に若く、恐怖心と共に老いる。
希望を見詰める限り若いが、失望した時に老いて行く。

大自然から、人から、
そして、創造主から語りかけられている
「美と喜悦」「勇気と壮大さと力」そうした
メッセージに耳を傾けている限り 君は若いのだ。

こうしたささやきがすべて聞こえなくなった時、
そして、心の奥まで悲嘆の雪が吹き込み、
冷たい皮肉で凍りついてしまった時、
初めて人は全く老い込んでしまうのだ。