岡潔氏の『春宵十話』「人の中心は情緒である。情緒には民族の違いによって色々な色調のものがある。たとえば春の野にさまざまな色どりの草花があるようなものである。(中略)スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことなのである。」岡潔『春宵十話』はしがきより📖岡潔氏の『春宵十話』は、今やわが師わが友と行って過言なく、また教本であり、「人の中心は情緒である」は第一の座右の銘でもあります。