
人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けしていく。
第1回は、中学校の特別支援学級を担任する男性教員の話。命じられた当初は、思ってもいなかったことに気が動転したというが、その任命で人生が大きく変わることになった。
※特別支援学級:障がいがあり、特別な支援を必要とする子どもたちが在籍するクラス。自治体によって、名称や基準が異なる場合がある