
餅は、昔から神様に捧げる神聖な食べものとして、祝い事や祭りには欠かせないものでした。「鏡餅」も正月には欠かせません。「鏡餅」は、新年の神様である年神様の依り代(よりしろ)、つまり家にやってきた年神様の居場所なのです🍊
鏡餅の丸い形も、「鏡餅」というネーミングも、昔の鏡「銅鏡」に見立てて作られたことに由来します。伊勢神宮をはじめ、鏡をご神体としているところもたくさんあります。鏡餅は年神様の依り代ですから、ご神体としての鏡をお餅であらわしたのです。餅を大小2つ重ねるのは、月と太陽、陰と陽を表しているといわれています☀️🌙