
菅首相も、辻元清美氏も🎙
11月4日の衆議院予算委員会で、日本学術会議の問題などを追及する立憲民主党の辻元清美氏は「総理は鬼滅の刃のですね、セリフを一言おっしゃったけどね」と、2日に菅首相が「全集中の呼吸で答弁させていただく」と答弁したことに言及する形で、「最後に、鬼滅の刃の漫画の黒幕の言葉を、こうならないように、として紹介しておきます」と読み上げた。
「私は何も間違えない。全ての決定権は私にある。私の言うことは絶対である。お前に拒否する権利はない。私が正しいと言ったことが正しいのだ」。
「与党も野党もいったい国会で何やってんの?」と21世紀生まれの鬼滅世代のキッズたちは呆然としたかもしれないが、これは昭和の時代から続く「流行のネタを国会答弁に盛り込む」という日本の美しい伝統文化であり、豊漁を祈りイワシを海に呼ぶ儀式なので我慢してほしい。ともかく、ネットでバズりにバズった無惨様のパワハラ発言が国会審議にまで届き、めでたく議事録に残されることになった記念的瞬間であった。