「ウルトラマン落語」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
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みなさんは、ウルトラマン落語をご存知だろうか。 


 古典から新作まで縦横無尽、当代きっての人気落語家・柳家喬太郎は大のウルトラマン・マニア。好きが高じて、ウルトラマンを題材にした創作落語を手掛けるようになり、いまでは落語ファン、ウルトラマンファン双方の支持を集めるようになった。


「もともとは、本当に軽い気持ちだったんですよね」


 初めて作ったウルトラマン落語の噺は、「ふたりのウルトラ」。南米の日系人が独立して作った新しい国家、ピグモニアン王国から来たウルトラマン好きの国王が巻き起こす騒動を描いた人情噺だ。もう20年以上も前のことになる。


「新作ってのは、その時々の自分の中にあるものが出てくるんです。ウルトラマンや特撮は子どものころから好きだったから、どこかにずっとあったんでしょうね。これ、お客さんわかんないよな』と思いながら、苦し紛れに作ったんじゃなかったかな……」