『行き止まりの世界に生まれて』 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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典型的なラストベルトに人種の違う3人のスケボー少年🛹


『行き止まりの世界に生まれて』は3人のスケートボード少年の成長を描くドキュメンタリー映画。2019年度のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた傑作だ。


 舞台となるのはシカゴの北西にあるロックフォード市。人口は15万で、いちばんの産業はクライスラー自動車の工場。典型的なラストベルト(錆びついた工業地帯)の街。


 そこに人種の違う3人のスケボー少年がいる。


 一人はザックという白人。命知らずで豪快で陽気。スケボー仲間を引きつけるカリスマ性がある。


 もうひとりはキアーという黒人。抜群のテクニックを持ち、気さくで明るいので人種を超えてザックたちと仲がいい。


 そしてビンというアジア人。やせっぽちで物静かだがビデオ撮影が得意で、みんながスケボーするのをビデオに撮影する「フィルマー」。彼こそがこの映画の監督ビン・リューだ🎞