「葬儀のトラブルの背景」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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金銭トラブルを避けるうえでもう1つ大事なのは、「見積書」を最低でも2つの葬儀社から取ることです。見積書はお願いすればどの業者でも出してくれます。特に決まった形式はなく、各社がそれぞれのフォーマットでつくっていますが、項目の種類はほぼ共通しています。その見方は後述します。


葬儀のトラブルの背景として、病院に出入りする葬儀社に漫然と依頼するケースが多いことがあります。病院に出入りする葬儀社が悪いということではありません。前述のように見積書を出してもらい、納得して依頼するのであればOKです。ただし、遺族の方は身近な人の死に接して悲しみの中にあり、また気も動転しながら早く手配をしなければと焦ってしまい、よく考えないまま葬儀社に依頼しがちです。


そして、きちんと要望を伝えられず、つい「お任せします」「普通でお願いします」などといってしまう。これらは“NGワード”で、葬儀社の考える普通でことが進んでしまい、その結果、想像していた金額や内容と異なる葬儀になってしまう可能性が大きくなります。支払いの際にもめても、すでに契約書にサインしてハンコを押していれば、どうしようもありません。


そうしたトラブルを避けるには、複数の業者を比較検討して、安心して任せられる葬儀社を選ぶことが何よりも大切です。焦ったり慌てたりする気持ちはわかりますが、ご遺体がすぐに傷むわけではありませんので、いったん気持ちを落ち着かせましょう。病院紹介の葬儀社に見積書をもらったとしても、別にネットなどで調べた近隣の数社から見積もりを出してもらい、比較検討する余裕は十分あります。