
コロナ禍をきっかけに「オンライン葬儀・法事」が急増⤴️
新型コロナウイルス感染症の影響によって、企業はリモートワーク体制に入っているが、その動きは仏教界へも広がりを見せている。葬式や法事をオンラインで実施する動きである。「オンライン葬儀・法事」という言葉まで生まれている。
しかし、オンライン葬儀・法事にはメリットとデメリットの両方がある。仏教界もコロナ禍をきっかけに、パラダイムシフトを迎えつつある。
私はこの2~3カ月、関西圏の葬儀会館で何度か葬式を執り行った。会場は不気味なくらいしんと静まり返っていた。会場ではマスク着用、アルコール消毒が求められ、職員の立ち合いも最小限。どこか雰囲気はピリピリしている。
いずれも家族葬だった。そもそも家族葬は身内だけの葬式が売りだが、身内の参列者すら減っている。中には参列した親族は子供2人と兄弟1人のみというケースもあった。感染予防の観点から、遠隔地に住む孫は参加できず、棺の上には孫からの手紙が置かれていた。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、企業はリモートワーク体制に入っているが、その動きは仏教界へも広がりを見せている。葬式や法事をオンラインで実施する動きである。「オンライン葬儀・法事」という言葉まで生まれている。
しかし、オンライン葬儀・法事にはメリットとデメリットの両方がある。仏教界もコロナ禍をきっかけに、パラダイムシフトを迎えつつある。
私はこの2~3カ月、関西圏の葬儀会館で何度か葬式を執り行った。会場は不気味なくらいしんと静まり返っていた。会場ではマスク着用、アルコール消毒が求められ、職員の立ち合いも最小限。どこか雰囲気はピリピリしている。
いずれも家族葬だった。そもそも家族葬は身内だけの葬式が売りだが、身内の参列者すら減っている。中には参列した親族は子供2人と兄弟1人のみというケースもあった。感染予防の観点から、遠隔地に住む孫は参加できず、棺の上には孫からの手紙が置かれていた。