「菩薩の思想」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました


梅原猛氏は宮澤賢治先生が「春」と「修羅」の矛盾、二項対立を超克するために、他のために尽くす菩薩行の実践に身を捧げたと言います。農民指導も詩や童話の創作もすべて菩薩行でありました。捨身飼虎(しゃしんしこ)の精神、釈迦の前身の聖徳太子が飢えた虎に己を与えた精神が宮澤賢治先生の中に流れ、他人の幸福のために死ぬことが賢治先生の理想であり、その一生は菩薩行の実践であったのです。梅原猛氏はそう結論しました✍️