「コロナウイルス感染死の火葬ガイドライン」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
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「コロナで亡くなった方のご遺体は、医療機関から直接火葬場のほうにお移しして火葬するということになっています。お別れするときにも蓋は開けないで、遺体にも触らないでと。火葬に立ち会うのは葬儀社スタッフを入れて5人までとか、火葬の時間は夕方からとか、詳細な注意点を記した通達が、火葬場から葬儀社各社に届いています」


どうやら、現実はガイドラインより厳しいようだ。ダブル・スタンダードとなった経緯について。


「新型コロナが指定感染症とされたのは2月初旬ですが、3月に入って、火葬場からの通達が来て厳しくなりました。業界にとって〝火葬場からのお知らせ〟は、ほぼ厚労省の通達に等しい。当初から二類感染症に相当すると考えられていた新型コロナは、一段強い一類感染症に準じた措置へと保健所の判断が変わりました」


感染症には一類から五類まであるが、同じコロナウイルスだとされるSARS(2003年に流行、重症急性呼吸器症候群)とMERS(12年に流行、中東呼吸器症候群)が二類だったため、当初、新型コロナは二類に相当すると考えられていたという。一類と二類の葬儀に対する措置の違いは、一類の場合、感染症に関する法律では24時間以内に火葬できるとされているが、二類についてはその制限がない。つまり、普通に葬儀することが可能だ。